きょう（２０日）午前６時すぎ、南海高野線・百舌鳥八幡(もずはちまん)駅で人身事故があり、高野線は一部区間で運転を見合わせ、３万人あまりに影響しました。乗客乗員にけがなどはありませんでした。

きょう午前６時１０分ごろ、大阪・堺市堺区の南海高野線・百舌鳥八幡駅で、通過しようとした下り回送電車の運転士が線路上に人が横たわっているのを見つけ、非常ブレーキをかけるとともに警笛を鳴らしましたが間に合わず、この人をはねました。この事故で、高野線は、難波～橋本間で一時運転を見合わせました。

南海電鉄では、午前８時すぎから順次運転を再開し、午前９時ごろまでに正常ダイヤに戻りましたが、後続の上下５０本が運休し、６７本に最大２時間あまりの遅れが出て、およそ３万１０００人に影響しました。大阪府警・堺警察署が詳しく調べています。