コロナ支援商品券窃盗疑い 高齢女性を書類送検
2020年12月21日 09時52分
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、和歌山市が支援策として全ての市民に郵送した商品券が郵便受けから相次いで盗まれた事件で、市内の高齢女性が窃盗の疑いで書類送検されたことが分かりました。
和歌山市によりますと、女性は先月上旬に市役所を訪れ、商品券を冊子から切り離してしまったため交換してほしいと申し出ました。職員が商品券に割り振られている管理番号を確認したところ被害届が出ているものだと分かり、警察に通報しました。女性は近所の郵便受けから商品券を複数枚、盗んだ疑いがもたれています。
市は月から1人3000円分を各世帯に郵送しましたが、警察は月末までにおよそ万円分の不正利用を確認しています。警察は、およそ170件の被害届を受理していて、女性の他にも窃盗をした人物がいるとみて調べています。