【新型コロナ】あらたに2人の感染確認・累計572人に・紀北分院順次再開へ

2020年12月21日 09時50分

福祉・医療

和歌山県は、きょう(18日)あらたに、県内の80代と50代の男性2人が、新型コロナウイルスに感染したことを明らかにしました。これで累計の感染者数は572人となりました。

記者会見する野尻技監(左)(12月18日・和歌山県庁)

感染が確認された2人のうち、橋本保健所管内在住で80代の無職の男性は、先に感染がわかった50代の女性の別居家族で、今月(12月)12日に濃厚接触者として受けた検査では陰性でしたが、15日からきのう(17日)にかけてノドの痛みや発熱があらわれたため、再度、医療機関で検査した結果、きょう陽性が判明し、入院しました。症状は安定しています。

田辺保健所管内在住の50代のパート職員の男性は、おととい(16日)感染が判明した60代の男性の同僚で、今月11日に他の同僚も含めて3人で屋外スポーツをしたあと飲食店で飲食をし、14日から発熱やセキ、呼吸困難、ノドの痛み、全身倦怠感などの症状があらわれ、濃厚接触者として受けた検査で、きのう陽性が判明し、入院しました。症状は安定しています。

和歌山県内の感染者数は、死亡した7人を含めて572人となりました。一方、きょう9人が退院し、現在入院しているのは44人となっています。

県によりますと、職員が感染した田辺保健所管内のスポーツクラブの利用者264人のうち、感染が確認された2人を除いて262人の陰性が確認されました。

また、クラスターとなった県立医科大学附属病院・紀北分院について、県は、濃厚接触者20人の陰性が確認されたとして、今月9日から停止していた外来患者と新規入院の受け入れを順次再開することを明らかにしました。外来の再開は今月21日、新規入院の再開は23日の予定です。

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