田村薬品工業が医療従事者用にと、県に栄養ドリンク剤を寄贈

2020年12月21日 09時44分

経済

和歌山県が企業誘致し、橋本市内の工場で医薬品を製造している大阪に本社のある田村薬品工業株式会社が、新型コロナウイルス感染症対策にあたる医療従事者を支援するため、きょう(18日)、県に栄養ドリンク剤1万5000本を寄贈しました。

県庁で行われた贈呈式には、田村薬品工業株式会社の田村大作(たむらだいさく)代表取締役社長ら会社の関係者が出席し、商工観光労働部の大山茂(おおやましげる)部長に自社で製造している栄養ドリンクの目録を贈呈しました。

目録を受け取った大山部長は、「新型コロナウイルス感染症が拡大し、現場の医療従事者が患者の治療に奮闘する中、今回の物資の寄贈は大変ありがたく、温かい支援に感謝する」と挨拶しました。

田村社長は、「医療従事者は、気を抜く暇もなく働き、ストレスも溜まってきていると思うので、少しでも役立ててもらえればうれしい。当社内でも、手洗いやマスクの着用など基本的な感染予防策を徹底し、社員の気を引き締めていきたい」と話していました。

ドリンク剤を手渡す田村社長(写真左)
自社での新型コロナウイルス対策を紹介する田村社長ら(写真上左から2人目)

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