朝焼けの「海霧」幻想的に 和歌山・串本

2020年12月17日 15時25分

社会

串本町の海岸では、けさ、海面から湯気が立ち上がるように見える冬の風物詩「海霧」(うみぎり)が発生し、朝焼けに照らされて幻想的な雰囲気に包まれました。

地元の観光協会によりますと、海霧は夜間に冷やされた大気と海水との温度差によって起こる現象で、12月ごろから2月下旬まで見られるということです。

串本町田原(たわら)にある海岸は、海上に浮かぶ岩を背景に、海霧を撮影できることから、「田原の海霧」として知られ、写真愛好家らが多く訪れます。

和歌山市から来た66歳の男性は、「初めて来て見られたので幸運だった。素晴らしい風景だ」と喜んでいました。

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