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和歌山市・幼年消防クラブの防火パレード(動画・写真付)

2020年12月16日 19時13分

社会

きのう(15日)から始まった年末火災特別警戒に合わせて、きょう(16日)和歌山市でこども園の園児たちが商店街をパレードし、沿道の人々に火災予防を呼びかけました。

明光商店街で火災予防を呼びかける園児たち(12月16日・和歌山市和歌浦)

和歌山市消防局では、12月半ばから大みそかまでの年末火災特別警戒期間に入るこの時期に、毎年、市内の園児たちによる「幼年消防クラブ」の防火パレードを展開しています。

ことし(2020年)は、きょうとあさって(18日)の2日間行われ、初日のきょうは、片男波(かたおなみ)こども園の園児20人あまりが、和歌浦(わかうら)の明光(めいこう)商店街を元気にパレードし、お店の人や道行く人に火災予防を呼びかけていました。

洋菓子店の店主夫婦は「かわいいですね。うちもオーブンを使うので火の元には気をつけていて、商店街でも防火について話し合っています」と話し、園児たちの呼びかけに目を細めていました。

鈴を鳴らしながら練り歩く片男波こども園の園児たち

きょうは、冬型の気圧配置が一段と強まり、冷たい北風が吹きつけて厳しい寒さとなるなか、半纏(はんてん)姿で、まといや「火の用心」のプラカードを持った園児たちが元気よく歌いながら練り歩く姿に、和歌浦の住民たちからは「可愛い」「寒いのにご苦労様」と声が上がっていました。

和歌山市中消防署・南分署の小野光生(おの・みつお)所長は「火災の件数は減っていますが、高齢者が巻き込まれる事案が目立つなど、注意が必要です。寝たばこなどはせず、燃えやすい物を周辺に置かないなど、火災予防に努めて下さい」と呼びかけています。

和歌山市幼年消防クラブの防火パレードは、あさって18日には紀三井寺(きみいでら)団地で行われる予定です。

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