【新型コロナ】新たに5人感染 スポーツジムで感染

2020年12月15日 20時19分

福祉・医療

和歌山県はきょう(12/15)、20代から60代までの男女5人が、県内で新たに新型コロナウイルスに感染したと発表し、県内の累計感染者数は、死亡した7人を含めて562人となりました。

きょう感染が発表された5人のうち、田辺保健所管内に住む20代の女性会社員は、おととい感染が判明した50代の女性の同僚で、田辺保健所管内にあるスポーツジムで働いていました。

また、このスポーツジムを利用していた田辺保健所管内に住む60代の無職の女性と50代の女性会社員が、いずれも濃厚接触者としてPCR検査を受け、新型コロナウイルスへの感染が判明しました。このうち、60代の女性は、無症状です。

県は、感染の機会のあった今月4日から10日までのうちの5日間にスポーツジムを利用した280人を対象に、PCR検査を行っていて、これまでに2人の陽性と217人の陰性が確認されています。このスポーツジムでは、ドリンクの試飲サービスが行われていたということで、県が感染源の可能性があるとして調査しています。

このほか、和歌山市在住の20代の男性会社員は、今月7日に発熱などの症状があり、医療機関を受診して熱が下がるなど回復しましたが、12日になって、味覚症状が出てその後、嗅覚障害も現れ、再度、受診した医療機関で検査が行われ、感染が判明しました。

また、岩出保健所管内に住む30代の無職の男性は、今月12日に発熱や咳の症状が出て医療機関を受診し、検査の結果、陽性が判明しました。

この2人は、いずれも県外に出かけた経緯はなく、県が、感染経路を調べています。

和歌山県内で確認された新型コロナウイルスの累計感染者数は、これで死亡した7人を含めて562人となり、きょう6人が退院したため、現在、入院しているのは63人となっています。

入院患者のうち、重症だった1人の症状が改善し、酸素投与の必要な重症者は6人、人工呼吸器を装着した重篤の状態が2人となっています。

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