東京オリンピック聖火リレー延期後のルート公表

2020年12月15日 20時16分

スポーツ

新型コロナウイルスで来年(2021年)に延期された、全国47都道府県を巡る東京オリンピックの聖火リレーの詳しいルートが、きょう(15日)改めて公表されました。

このうち、和歌山県では来年の4月9日と10日の2日間、和歌山城や高野山(こうやさん)、橋杭岩(はしぐいいわ)、白良浜(しららはま)などの名勝を、およそ160人の聖火ランナーがリレーします。

和歌山県によりますと、聖火は三重県から引き継がれ、4月9日に新宮市の県道・王子ヶ浜(おうじがはま)交差点付近を出発します。その後、那智勝浦町(なちかつうらちょう)の大門坂(だいもんざか)や那智の滝の飛瀧(ひろう)神社、串本町(くしもとちょう)の橋杭岩(はしぐいいわ)、白浜町(しらはまちょう)の白良浜(しららはま)、田辺市の扇ヶ浜(おうぎがはま)、御坊市(ごぼうし)の18メーター道路、有田(ありだ)市役所周辺を通り、最後は海南市琴の浦(ことのうら)からムーンブリッジを渡って、和歌山市の和歌山マリーナシティに到着します。

2日目の10日は、和歌山商工会議所前を出発し、岩出市の旧県議会議事堂や紀の川市の近畿大学生物理工学部前などを通り、高野山・奥の院前から金剛峯寺大門(こんごうぶじ・だいもん)の参道、それに橋本駅前を通過して、ゴールの橋本市運動公園多目的グラウンドに到着し、次の奈良県へ聖火を引き継ぎます。県の聖火ランナーは、延期前に決定された人が優先して走行し、途中、車での運搬もはさみながらリレーしていきます。

ゴール地点の和歌山マリーナシティ第1駐車場と、橋本市運動公園多目的グラウンドでは、それぞれ聖火の到着を祝う「セレブレーション」と呼ばれるイベントが行われる予定です。

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