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【新型コロナ】新たに3人感染 嗅覚異常に注意!(写真付)

2020年12月14日 20時30分

福祉・医療

和歌山県はきょう(12/14)、10代から80代までの男女3人が、県内で新たに新型コロナウイルスに感染したと発表し、県内の累計感染者数は、死亡した7人を含めて557人となりました。

和歌山県による記者会見

きょう感染が発表された3人のうち、橋本保健所管内に住む80代の無職の男性は、先に感染が判明した女性看護師が勤務していた介護事業所の利用者で、今月12日に濃厚接触者としてPCR検査を受けましたが、判定保留となり、その後、咳や呼吸困難の症状が出て、再度、検査を受け、陽性が判明しました。

また、橋本保健所管内に住む20代の女性会社員は、今月10日に咳やのどの痛み、その後、発熱もあり、医療機関を受診して検査の結果、感染が判明しました。この女性は、大阪府内の会社に勤務していて、県は、職場など県外で感染したとみて調査しています。

岩出保健所管内に住む10代の男性会社員は、今月3日から頭痛があり、翌日、医療機関を受診したあと、5日からは、嗅覚異常の症状が出て、6日には、味覚異常も現れましたが、11日まで勤務を続け、13日になって、再度、医療機関を受診した結果、新型コロナウイルスの陽性が判明しました。

この事例を踏まえ、県福祉保健部の野尻孝子(のじり・たかこ)技監は、「若い人の場合、嗅覚や味覚の障害が風邪の症状のあとに来ると、かなりコロナを疑ってほしいし、早めの受診をお願いしたい」と呼びかけました。

和歌山県内で確認された新型コロナウイルスの累計感染者数は、これで死亡した7人を含めて557人となりました。きょう3人が退院したため、現在、入院しているのは64人で、このうち、2人が人工呼吸器を装着した重篤の状態、7人が酸素投与の必要な重症者です。

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