【新型コロナ】あらたに3人の感染確認・累計554人に(写真付)

2020年12月13日 17時26分

福祉・医療

和歌山県は、きょう(13日)あらたに、県内の30代から50代の男女3人が、新型コロナウイルスに感染したことを明らかにしました。これで累計の感染者数は554人となりました。

記者会見に臨む野尻技監(12月13日・和歌山県庁)

確認された3人のうち、橋本保健所管内在住で介護事業所に勤める40代の介護職の女性は、先に感染がわかった50代の女性職員の同僚で、濃厚接触者として受けた検査の結果、感染が分かり、きょう入院しましたが、無症状です。

田辺保健所管内在住の50代の会社員の女性は、今月(12月)6日から11日にかけて鼻水や寒気、発熱、頭痛などの症状が相次いであらわれ、きのう(12日)医療機関で検査し、きょう陽性反応が出ました。女性は入院し、症状は安定しています。女性は今月5日から6日にかけて、同居家族3人と一緒に三重県で一泊していて、県が同居家族のPCR検査を行っています。

また、東京都内に単身赴任中で、今月10日に橋本保健所管内にある家族の実家に帰省する途中に、せきや鼻水、全身の倦怠感などの体調不良があらわれた30代の会社員の男性は、県内の医療機関でPCR検査を行った結果、きょう陽性反応が確認されたため入院し、症状は安定しています。

県内の感染者数は、死亡した7人を含めて554人となり、きょう4人が退院し、現在入院しているのは64人となっています。

ところで、今月11日に感染が発表された和歌山市内の県立高校に通う生徒らの濃厚接触者へのPCR検査について、県では、きょうまでに10代の女子生徒関連の1人と、10代の男子生徒の部活関連の36人の陰性を確認し、この高校では集団感染・クラスターにはならなかったと発表しました。

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