【新型コロナ】県消費生活センター・上半期はコロナ関連の相談増加

2020年12月07日 19時26分

政治福祉・医療経済

和歌山県消費生活相談センターに今年度(2020年度)の上半期・4月から9月に寄せられた苦情や相談の件数は、あわせて3071件で、前の年度(2019年度)の同じ時期より443件、率にして16・9%増えたことがわかりました。

このうち、新型コロナウイルスに関する苦情は390件あり、マスクや除菌剤、体温計などが注文しても届かない、あるいは、身に覚えの無い商品が勝手に届くといったケースが目立ちました。さらに、特定定額給付金を口実にして個人情報を聞きだそうとする事案や、持続化給付金の不正受給に関する相談もあったということです。

また、インターネット広告を見て、安価なお試し価格で購入したつもりが、実は定期購入の契約だったという苦情が健康食品で204件、化粧品で82件と、どちらも前の年度の同じ時期よりも増えています。

このほか、未成年者のインターネットでのオンラインゲームや設け話に関するトラブルや、害虫駆除業者や水漏れ修理業者との見積金額をめぐるトラブルなども目立っています。

県・消費生活センターでは、県民に改めて注意と早めの相談を呼びかけています。相談窓口は、県・消費生活センターと紀南支所、各市町村に設けられています。

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