全国有数の富有柿(ふゆうがき)の産地、九度山町で、最上級の「夢」と、それに次ぐ「希(のぞみ)」を選り分ける作業が始まり、あす（７日）から大阪市の市場などへ出荷されます。

地元の選果場に、選果場に、選果初日のきのう（５日）持ち込まれた富有柿はおよそ３３００個で、職員が糖度と大きさをセンサーで測り、色や形を入念に確かめて、等級ごとに選り分けていきました。

地元のＪＡ紀北(きほく)かわかみによりますと、これらの柿は、１個ずつ袋をかけ、通常より長く、枝に付けたまま熟させたもので、甘味が強く、口の中で溶けていくような食感だということです。

これらの柿は、あすから、大阪市の市場などへ出荷され、最上級の「夢」は有名デパートなどで１箱５個から６個入りが２万円前後で販売されると見込まれています。