和歌山県はきょう（１２／０４）、４０代の警察官ら２０代から７０代までの男女７人が、県内で新たに新型コロナウイルスに感染したと発表しました。これで県内の累計感染者数は死亡した６人を含めて４８５人となりました。

和歌山県の記者会見

きょう感染が発表された７人のうち、橋本保健所管内に住む４０代の男性は、おととい（１２／２）感染が発表された和歌山県警察本部の捜査二課に所属する４０代の男性警察官の同僚で、きのう濃厚接触者として検査を受け、陽性が判明しました。新たに感染がわかった男性警察官は、医療機関に入院していますが、症状は出ていないということです。

岩出保健所管内では、７０代の無職の夫婦が、和歌山市では、７０代の無職の女性と４０代の女性会社員が、それぞれ全身倦怠感や発熱、咳などの症状で医療機関を受診し、新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。

県は、岩出保健所管内の夫婦と和歌山市の７０代の女性、それに今月１日と２日に感染を発表した岩出保健所管内に住む３０代の女性と５０代の男性のあわせて５人が県内の同じ店舗を利用していたとして、他の利用者についても発症状況などを調べています。

また、田辺保健所管内では、２０代の女性教職員と４０代の女性パート職員が、それぞれ別の別居家族の濃厚接触者として検査を受け、感染が判明しました。

きょう感染が確認された７人は、いずれも入院していて、このうち、２人は症状が出ておらず、５人の症状は安定しています。

和歌山県内で確認された新型コロナウイルスの累計感染者数は、これで死亡した６人を含めて４８５人となり、きょう７人が退院したため、現在、入院しているのは７４人となっています。