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紀の国チャレンジド賞・チャレンジド・サポート感謝状授与式(写真付)

2020年12月04日 19時02分

政治

障害を克服し、いきいきとした社会生活を送っている障害者を表彰する、今年度(2020年度)の「紀の国チャレンジド賞」と、障害者の社会生活を支える人を表彰する「紀の国チャレンジド・サポート感謝状」の授与式が、きょう(4日)和歌山県庁の正庁(せいちょう)で開かれました。

受賞者による記念撮影(12月4日・和歌山県庁正庁)

これは、障害者の自立と社会参加の促進を図ろうと、和歌山県が2003年度から行っているもので、18回目となる今回はそれぞれ5人が受賞しました。

このうち、紀の国チャレンジド賞を受賞した和歌浦病院副院長の生駒芳久さん(71歳)は、全盲でありながら、現役の精神科医として従事するとともに、視覚障害者の心のささえのために講演活動を行うなどの功績が高く評価されました。

また、紀の国チャレンジド・サポート感謝状を受賞した中東貴世(なかひがし・きよ)さん(57歳)は、自らの障害を克服しながら、和歌山市聴覚障害者協会の事務局長や女性部事務局長を歴任し、会員の良き相談相手として務めてきました。

代表してあいさつする生駒芳久さん

きょうの授与式では、和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事が、表彰状や感謝状などを授与し、受賞者を代表して生駒さんが「それぞれの立場にいる人々の活動が評価され、嬉しく思います。これからも、障害の有無にかかわらず、みんなが一緒に生活出来るような社会を目指して、夢と勇気を持って頑張ります」と感謝の気持ちを述べました。

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