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JAわかやまと信濃路が管内米供給で連携(写真付)

2020年12月03日 19時35分

経済

和歌山市をエリアとするJAわかやまと、県内を中心にそば店を展開する株式会社信濃路(しなのじ)が、和歌山市産の米の積極的な利用で連携することになりました。

連携強化を発表したJAわかやまの坂東組合長(右)と信濃路の西平社長(12月3日・和歌山市栗栖)

これは、新型コロナウイルスの影響による飲食業界の不振などで、JAわかやま管内の業務用米の販売額が去年(2019年)より半減している状況を受け、米の消費拡大で連携することになったものです。

きょう、和歌山市栗栖(くるす)のJAわかやま中央営農センターで、JAわかやまの坂東紀好(ばんどう・のりよし)代表理事組合長と信濃路の西平都紀子(にしひら・ときこ)社長が記者会見を開き、コロナ禍における米の消費拡大の連携強化を表明しました。

坂東組合長は「地域の人たちの笑顔のためにという企業理念が合致した。大変有難い。和歌山市産の米の消費拡大で連携を強化したい」と述べました。

一方、西平社長は「JAと初の連携で大変驚いているが、料理の供給や商品開発を通じて、和歌山産の米の魅力を県の内外に発信し、新たな価値を創造したい」と述べました。

信濃路では、県内の22店舗で、和歌山市産の米「紀のむすめ」を白米やどんぶり用の米として提供します。

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