【新型コロナ】県新たに9人が感染

2020年12月02日 18時08分

福祉・医療

和歌山県はきょう(2日)新たに大学生など20代から60代までの男女合わせて9人が新型コロナウイルスに感染したことを明らかにしました。

感染状況を発表する野尻技監(写真左)

県によりますと県内の大学のイベントに参加し、その後会食を共にし、感染が広がった人の関連で20代の男子学生の感染が新たに確認されたため、県内13件目のクラスター感染と認定されました。

このほか県警察本部に勤務する40代の男性警察官や田辺保健所管内の20代の男性教職員の感染も確認されました。

いずれも最近2週間県外への外出はなかったということです。このうち県警本部に勤務する警察官はトレーニングジムに通っていたということで関係先での感染を調査しています。また教職員の関係では調査した25人のうち判定保留の1人を除いて陰性でした。

一方、和歌山市で感染が確認されている濃厚接触者として同居する20代の女性会社員と、友人の女性の感染が確認されました。ほかにも和歌山市の20代の男性や50代の男性、橋本保健所管内の30代の男性会社員もそれぞれの濃厚接触者として調べたところ、感染の確認されました。

ほかにもきょう(2日)新たに和歌山市に住む60代の女性介護職員の感染が確認されました。

県内の感染者数は亡くなった6人をあわせ471人で、12人が退院したため現在の入院者は72人です。

またきのう(1日)までに98人がPCR検査を受け、感染が確認された9人を除いて陰性でした。

県保健福祉部の野尻孝子技監は、関西広域連合を通じて大阪府から要請がある看護師の派遣について「重症者の対応に当たるICU担当の看護師の派遣は難しい」との見解を示す一方、その他の看護師の派遣については現在調整中としています。

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