万博関連の情報<発信:和歌山県>

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【新型コロナ】新たに6人感染 県内感染者452人(写真付)

2020年11月30日 18時54分

福祉・医療

和歌山県はきょう(11/30)、小学生から90代までの男女6人が、県内で新たに新型コロナウイルスに感染したと発表しました。これで県内の累計感染者数は死亡した6人を含めて452人となりました。

和歌山県の記者会見

きょう感染が発表された6人のうち、和歌山市に住む30代の無職の女性と小学生の男の子は、おととい感染が発表された30代の男性会社員の同居家族で、2人とも咳や関節筋肉痛などの症状があり、濃厚接触者として検査を受けて陽性が判明しました。男の子とマスクなしで遊んだ同級生数人がPCR検査の対象となっています。

橋本保健所管内在住で、大阪府内の中学校に勤務する60代の女性と、60代の男性会社員は、きのう感染が発表された30代の女性会社員と同居していたため、濃厚接触者として検査を受け陽性が判明しました。その後の調査で、60代の女性教職員の発症が今月22日と最も早く、女性が勤務する大阪府内の中学校では、すでに同僚の感染が判明しているということです。

このほか、和歌山市在住で、市内の福祉サービス事業所に勤務する30代の男性職員は、今月26日に寒気の症状があり、その後も、発熱や全身倦怠感が続いたため、28日になって医療機関を受診し、PCR検査で陽性が判明しました。男性は、すでに感染が判明している友人で、和歌山市に住む30代の男性会社員と、今月22日と23日にマスクをせずに会話をする機会があったということです。男性は、障害者や高齢者の訪問介護を行う事業所で送迎などの業務を担当していて、接触した10人程度のPCR検査が行われています。

また、和歌山市に住む90代の無職の女性は、今月27日から発熱があり、翌日、医療機関を受診し、新型コロナウイルスの陽性が判明しました。

きょう感染が確認された6人は、いずれも入院していて、症状は安定しています。

和歌山県内で今月(11月)から始まった感染の第三波について、県福祉保健部の野尻孝子(のじり・たかこ)技監は、「クラスターが発生した橋本保健所管内や海南保健所管内では、感染者が急増したが、人口10万人当たりの1週間の感染者数は県全体できのう現在、6・2となっていて、感染者の急増を示す15には至っていない。しかし、今後、感染者の増加が予測されるので、家族や施設に持ち込んで高齢者に感染させることのないよう、若い人たちも注意してほしい」と呼びかけました。

注意を呼び掛ける野尻技監

県内で確認された新型コロナウイルスの感染者数は、これで死亡した6人を含めて452人となり、きょう12人が退院したため、現在、入院しているのは、73人となっています。このうち、酸素投与が必要な重症患者は8人、人工呼吸器が装着された重篤な患者が1人となっています。

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