12月1日仙人風呂オープン、田辺市本宮町

2020年11月29日 16時46分

社会

田辺市本宮町の川湯(かわゆ)温泉郷の冬の風物詩「仙人風呂」が、今シーズンも来月(12月)1日に、オープンします。

仙人風呂は、大塔川(おおとうがわ)の一部をせき止めてつくられる大きな露天風呂で、川底から湧き出す高い温度の温泉水に、冷たい川の水を引き入れて、入浴しやすい湯加減に調整されています。そして、仙人気分を味わうことができ、千人は入れそうなくらい大きいことから、この名がつけられ、1985年から毎年冬に開設されています。

今シーズンは、来月1日、午前10時から行われる安全祈願のあと、一般開放されますが、毎年実施されている地元保育園児による一番風呂や、もち投げは、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため行われません。

また、仙人風呂実行委員会では、感染拡大予防ガイドラインを策定し、更衣室の閉鎖やイベントの自粛、消毒液の設置などを実施するほか、利用者に対しても、人との間隔を開けた入浴を呼び掛け、大声での会話を控えることや、混みあっている時は時間をずらすことなどを求めています。

仙人風呂は、来月1日から来年(2021年)2月末までの3か月間、毎日午前7時から午後9時まで、無料で入浴できます。

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