丹生酒殿神社の大イチョウが黄葉見頃、かつらぎ町(写真付)
2020年11月29日 16時52分
かつらぎ町の世界遺産、丹生酒殿(にうさかどの)神社にある大きなイチョウが、葉を黄色に染め、境内は、連日多くの見物客でにぎわっています。
イチョウの木は、拝殿前にあり、高さ25メートル、幹回りは5メートル30センチほど、樹齢は300年以上とされています。
この大きなイチョウが、今、葉を黄色く染め、圧巻の存在感を見せていて、連日、近所の人や観光客など、多くの見物客が訪れ、境内のベンチに座って眺めたり、写真を撮るなど人気となっています。
びっしりと黄色の葉を付けたイチョウは、来月(12月)上旬頃まで楽しめそうですが、一方で、少しづつ葉を散らし始めていて、木の根元ある句碑「境内を黄に敷きつめて大いちょう」の景色が徐々につくられつつあります。
また、日没後は、ライトアップもされていて、真っ暗な中に浮かび上がる黄色の大イチョウも見ごたえがあります。ライトアップは、来月12日まで行われることになっています。
丹生酒殿神社は、丹生明神(にうみょうじん)が降り立った地とされ、高野山とも関係が深く、2016年、高野参詣道(こうやさんけいみち)・三谷坂(みたにざか)として、世界遺産に追加登録されています。