【新型コロナ】知事、高齢者の感染防止へ呼びかけ(写真付)

2020年11月26日 18時02分

政治福祉・医療

和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事は、きょう(11/26)の定例記者会見で、県内で確認された新型コロナウイルスの感染者として高齢者の割合が増加しているとして、カラオケやダンスなどの大規模な催しへの参加を控えることなど、高齢者の感染防止に向けた対策を示し、県民に呼びかけました。

県によりますと、県内の年齢別の感染者数は、11月から始まった第三波では、50代以上が55%を占めていて、特に70代以上の高齢の感染者数が増加しています。

会見で仁坂知事は、「高齢者の感染を食い止める必要がある」とした上で、「高齢者が感染する経緯として、高齢者自身が感染リスクの高いことをする、家族の誰かが感染してうつしてしまう、病院や入所施設、デイサービスなどを利用して感染してしまう3つがある」と指摘しました。

そして、高齢者への感染を抑え込むため、高齢者が、感染リスクの高い、カラオケやダンスなどの大規模な催しに参加することを控えるよう呼びかけたほか、県民に対し、感染が拡大している地域へ出かけて会食などをせず、症状が出れば、通勤や通学をやめ、すぐにかかりつけ医や保健所に連絡するよう呼びかけました。

また、病院や福祉施設、福祉サービスに関わる職員らに対しては、特に注意を促し、家族以外との会食を控えるよう求めています。

このほか、医療機関に対して、仁坂知事は、「インフルエンザの検査と同じように、新型コロナウイルスについても、まずコロナを疑って検査をしてほしい」と呼びかけました。

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