第659回番組審議会

2020年11月25日 19時41分

社会

和歌山放送の第659回番組審議会が、きょう(25日)開かれ、今月5日に放送した「生誕200年濱口梧陵(はまぐち・ごりょう)に学ぶ Withコロナの防災対策」について審議が行われました。

この番組は、11月5日の国連「世界津波の日」と、「稲むらの火」の故事で知られる濱口梧陵の生誕200年にちなんで、梧陵の功績や地元・広川町の取り組み、南海トラフ巨大地震や新型コロナへの備えなどをテーマに2時間余り放送した特別番組です。

きょう(25日)の審議会で、出席した委員からは「濱口梧陵が、幕末の日本に流行したコレラ対策に尽力したなどという、『稲むらの火』とは違った知られざる一面を紹介したユニークな番組だ」「今後の地震・津波防災や、その際の感染症対策などを考え直す良い機会を提供している」「専門家が解説するいろんな話題が盛り込まれていて、聴いていて短く感じた」などの意見がありました。

一方で「『世界津波の日』は毎年11月5日に必ずやって来るので、来年以降の番組内容に工夫が必要かと思う」「濱口梧陵に全く触れないのではなく、語り継ぐ、伝え続けるという視点で紹介を続けていって欲しい」などといった意見も出されました。

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