熊野本宮大社・新しいしめ縄と大絵馬で迎春準備

2020年11月24日 16時41分

社会

田辺市本宮町(ほんぐうちょう)の世界遺産・熊野本宮大社で、きょう(24日)神門の大しめ縄と、来年(2021年)の干支「丑(うし)」の大絵馬が掛け替えられました。

ことし(2020年)は新型コロナウイルスの影響で、作業は例年より2週間ほど前倒しされ、一足早く新年を迎える準備となりました。

この大しめ縄は、毎年、三重県紀宝町(きほうちょう)の榎本政子(えのもと・せいこ)さん87歳が奉納しているもので、1200束の稲わらを使って、家族らとおよそ1か月かけて編んだということです。

榎本さんは「コロナ退散の願いを込めて丹念に作りました。来年は幸せになるように祈っています」と話していました。

熊野本宮大社では、初詣で客への新型コロナの感染を防ぐため、参拝客が進む順路を一方通行とし、本殿に4つある賽銭箱を、1つに減らす作業などを進めています。

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