人権の詩2020「知事賞」授賞式開催(写真付)
2020年11月21日 19時11分
日々の生活の中で人権について考えた作品を募る「人権の詩(こころのうた)2020」の「知事賞」と「和歌山県人権啓発センター理事長賞」に小学生、中学生、一般・高校生の3部門で14点が選ばれ、その中で最優秀賞にあたる「知事賞」の表彰と展示がきょう(21日)、和歌山市で開かれました。
19回目を迎える今年は、小学生の部277点、中学生の部1,544点、一般・高校生の部153点の計1,974点の応募の中から優秀賞14点が選ばれ、この中から3点が最優秀賞にあたる「知事賞」に輝きました。
知事賞を受賞したのは、<小学生の部>有田市立保田小学校3年の堀江萌朱(ほりえ・もか)さん、<中学生の部>橋本市の和歌山県立古佐田丘(こさだがおか)中学校3年の石橋世菜(いしばし・せな)さん、<一般・高校生の部>和歌山市の成戸紗也佳(なると・さやか)さんです。
和歌山市北出島の県勤労福祉会館プラザホープで開かれた表彰式では、下宏(しも・ひろし)副知事から、表彰状と、副賞としてアクリル板の盾と図書カード5000円分が授与されました。
小学生の部で「知事賞」に輝いた堀江萌朱(ほりえ・もか)さんは、「私はなかなか言葉がでないので、悲しかった気持ちをもとに書きました。選ばれてとても嬉しいです」と話していました。また、中学生の部で「知事賞」に輝いた石橋世菜(いしばし・せな)さんは、「自分の気持ちを素直に表現しても良いんだよということを伝えようと思って書きました。」と話していました。
きょう表彰された作品は、今月28日から来月(12月)9日まで、和歌山市手平にある和歌山県人権啓発センター研修室で展示されます。