印南町で突風か・パイプハウス全壊相次ぐ

2020年11月20日 18時56分

災害・防災経済

きょう(20日)印南町(いなみちょう)で突風が発生したとみられ、和歌山地方気象台が、現地に調査班を派遣して詳しく調べています。印南町では、パイプハウスの全壊が相次ぎ、花や野菜類に被害が出ています。

和歌山県では、前線を伴って発達中の低気圧が、きのう(19日)からきょうにかけて日本海を東へ進み、県内では、きょう未明から朝早くにかけて、広い範囲で風雨が強まりました。

和歌山地方気象台は、印南町内で突風が発生したとみて、きょう午後、印南町印南に機動調査班を派遣して調査を行いました。調査結果は、まとまりしだい公表されるということです。

また、和歌山県農林水産総務課によりますと、印南町内では、突風と思われる現象で、きょうの時点で、町内の農業用パイプハウス19棟が全壊したほか、ビニールが破れる被害が43棟で確認され、ハウス栽培のスターチスやミニトマト、キヌサヤエンドウにも被害が出ました。

ここまでの被害総額は4300万円あまりにのぼっていて、県ではほかにも被害があるとみて、引き続き調査を進めています。

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