仁坂知事がトルコ西部地震の見舞金を東京の大使館に贈呈
2020年11月22日 10時50分
先月(10月)30日に発生したトルコ西部・イズミル県南部のエーゲ海を震源地とする地震を受けて、和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事は、このほど、東京の駐日トルコ共和国大使館を訪れ、見舞金100万円を贈呈しました。
この地震では、トルコ西部のイズミル県を中心に多くの建物が倒壊したほか、沿岸では津波が発生し、隣りのギリシャをふくめて110人以上が死亡、1000人以上がケガをするなど、大きな被害が出ています。
130年前に串本町の樫野崎沖で発生したトルコの軍艦・エルトゥールル号の遭難で、串本大島の島民が乗組員を救助したことがきっかけとなり、和歌山県とトルコは長らく友好関係にあることから、県では見舞金を贈るとともに、串本町をはじめ県内30市町村に呼びかけて、今月5日から義援金を募集するなど、支援活動に取り組んでいます。
今月(11月)20日午後、仁坂知事が、東京都渋谷区の駐日トルコ大使館を訪れ、ハサン・ムラット・メルジャン特命全権大使に、見舞金100万円の目録を贈呈しました。
県では、引き続きトルコ西部地震の義援金を受け付けています。