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【新型コロナ】県・コロナ対策事業費など33億円余りを増額補正へ

2020年11月20日 18時52分

政治

和歌山県は、新型コロナウイルス対策など、一般会計の総額で33億8600万円あまりを増額する補正予算案を計上し、今月(11月)27日に開会する12月定例県議会に提案します。あわせて、来月(12月)支給予定の県職員らのボーナスを引き下げる給与条例の一部改正案なども提案します。

12月補正予算案の主な内訳は、国の交付金を活用した新型コロナウイルスの感染対策事業として、病床を確保するための補助単価引き上げへの対応や、病床数を現在の400床から470床へ拡充する費用に19億6700万円あまり、また、和歌山市の成人病センターでPCR検査が行えるようにするための機器の整備費用として1240万円が計上されています。

経済関連では、新型コロナの影響で売上げが50%以上減少した事業者への県独自の事業継続支援金の予算増額分として10億4300万円あまり、収益が悪化した法人に対して県税などを還付する予算として2億円を盛り込んでいます。

条例案件では、給与条例の一部改正案のほか、新型コロナウイルスに関する誹謗中傷(ひぼうちゅうしょう)を無くすための条例案なども提案されます。

県議会はきょう(20日)議会運営委員会を開き12月定例県議会は、今月27日・金曜日に開会することを申し合わせました。

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