「わかやま産品商談会 in 和歌山」(写真付)

2020年11月19日 16時50分

経済

和歌山県内の飲食関連の業者がブースやウェブで商品をアピールする「わかやま産品商談会 in 和歌山」が、きょう(19日)和歌山市のホテル・アバローム紀の国で開かれました。

きょうの産品商談会のもよう(11月19日・和歌山市・アバローム紀の国)

これは、公益財団法人・わかやま産業振興財団と和歌山県が毎年開いているもので、今回は新型コロナウイルス対策で、ブースを出展する企業をおよそ50社にしぼり、ブースは出さずにウェブで商品を紹介するおよそ20社のあわせておよそ70社が、ミカンや魚介類の加工品、梅干し、洋菓子、日本酒などそれぞれの商品をアピールし、飲食店主や量販店などのバイヤーらが商談を行いました。

酒造メーカーのブース

このうち、新宮市の日本酒メーカーのブースでは、田辺市の創作料理店の店主とスタッフが、このメーカーの日本酒や焼酎などを試飲しながら、商談を繰り広げていました。

創作料理店の店主は「若い女性には柑橘類(かんきつるい)のお酒が人気です。ことし(2020年)は新型コロナウイルスの影響で、大阪や神戸などの商談会が軒並み中止となりましたが、和歌山で開いてもらえて有難い」と話しています。

酒造メーカーの担当者は「紀南の観光地では10月ぐらいからようやくお客さんが増えてきたので、お土産の需要が戻ることを期待しています。飲食店と連携してお酒の消費回復に繋げられたら」と話していました。

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