【新型コロナ】仁坂知事「明らかに第3波だ」(写真付)

2020年11月18日 18時08分

政治経済

東京、大阪、札幌などの大都市や和歌山県内で、今月(11月)に入って新型コロナウイルスの感染者数が急増している状況について、和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事は「明らかに第3波だ」という認識を示し、医療体制の維持に万全を期すとともに、改めて県民や事業者に感染防止の徹底を求めました。

定例記者会見での仁坂知事(11月18日・和歌山県庁)

仁坂知事は、けさ(18日)の定例記者会見で、感染者が県の内外で急増している状況について「明らかに第3波だ。県内でも連日多めの複数人の新規感染が確認されていて、県の医療当局も押さえ込みに大変な状況だ」と認識を示しました。

その上で仁坂知事は「野放図(のほうず)にやっていると感染リスクが高いので、県民や事業者には引き続き、気をつけて生活や仕事に取り組んで欲しい。とくに医療機関や介護事業所などは慎重に対応して欲しい」と呼びかけました。

これに関連して、国が都道府県に対し、クラスターを防ぐため「GoToイート」の利用を原則として4人以下の飲食を対象とするよう要請したことについて、仁坂知事は「政府がそう決めたら特に反対はしないが、4人と5人を区切ることまでやらなくても、現時点で県内ではいいのではないか。ただ、学生コンパのような大人数の場合は考える必要もあるとは思う」と述べ、今後の状況を注視する考えを示しました。

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