来春、大阪・キタから関空特急直通、特急くろしお時短へ

2022年12月10日 17時19分

交通経済

JR大阪駅の地下に、来年(2023年)の春に開業する新しいホームを発着する列車の運行計画の概要が公表され、関空特急や和歌山方面への特急など、あわせて180本が発着し、時間短縮も図られることがわかりました。

JR西日本によりますと、現在、関西空港駅に直結する特急「はるか」は大阪駅を経由していませんが、新しいホームが完成したあとは、1日に上りと下りをあわせて60本が停車する予定で、関西随一の繁華街「キタ」エリアから、関空までの所要時間がおよそ20分短縮されることになります。

このほか、新しいホームには、和歌山方面への特急「くろしお」や奈良駅への直通列車など、1日にあわせて180本が発着し、和歌山駅へは、現在の1時間半から57分に短縮されます。

新ホームの整備は、大阪駅北側での再開発事業の一環で、工事はほぼ完了しました。2031年の春には、大阪市内を南北に貫く新路線「なにわ筋(すじ)線」も新しいホームに接続する予定です。

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