和歌山県庁入庁式・新入職員220人が心あらたに

2025年04月01日 18時40分

政治

きょう・4月1日から2025年度がスタートし、和歌山県内の官公庁や企業では、年度初めのセレモニーや入社式が行われました。

代表して岸本知事(左)から辞令を受け取る日高振興局の井上晟技師(右)(4月1日・和歌山県民文化会館)

このうち、和歌山県庁の入庁式が、けさ、和歌山市の県民文化会館・小ホールで開かれ、岸本周平知事や宮﨑泉(みやざき・いずみ)副知事らがスーツ姿の新入職員を迎えました。

県では、今年度、220人を採用し、代表して、日高振興局・水産振興部に配属される田辺市出身の井上晟(いのうえ・じょう)技師22歳が、岸本知事から辞令を受け取りました。

宣誓する観光振興課の中尾優花主事

続いて、観光局・観光振興課に配属される海南市出身の中尾優花(なかお・ゆうか)主事22歳が「私たちの使命は、県民の声を聞き、寄り添いながら、地域課題を解決し、ひとりひとりの生活を豊かにすることです。失敗を恐れずに行動します」と決意を述べました。

訓示を行う岸本知事

これに対し、岸本知事は訓示で「世の中には、弱い立場の人が沢山いる。障害や差別などが原因で、自分の努力だけでは挑戦する機会を得られない不条理もある。そういったことを変えていくのが我々公務員の仕事だ。失敗を恐れず、大いに暴れてほしい」と呼びかけ、奮起を求めました。

入庁式を終え安堵の笑顔を見せる井上さん(左)と中尾さん(右)

入庁式を終えた井上技師と中尾主事は「県の農業発展に貢献したいです」「和歌山の観光発展に携われることが楽しみです」と目を輝かせて、抱負を語りました。

新入職員は、このあと、それぞれの配属先などで研修や説明を受けることになっています。

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