岩出市の根来寺(ねごろじ)や道の駅などで、今月（１１月）２３日、「第２７回紀州根来寺かくばん祭り」が開かれます。岩出市観光協会などの実行委員会が、根来寺の紅葉が見頃を迎える頃に毎年開催しているもので、根来寺の開祖、興教大師(こうぎょうだいし)・覚鑁(かくばん)の名を冠しています。

祭りは、２３日・午前９時半から、岩出市根来(ねごろ)の旧県議会議事堂で行われる開会式典と獅子舞の披露で幕を開け、道の駅「ねごろ歴史の丘」では、午前１０時半からステージイベントが始まり、コンサートやじゃんけん大会、ビンゴ大会などが行われるほか、根来塗りやクラフトの体験、鉄砲隊なりきり体験コーナーもあります。

根来寺では、正午から大塔(だいとう)前で、根来鉄砲隊の演武と「根来の子守唄」の歌と踊り、午後１時からは、大伝法堂(だいでんぽうどう)の三尊像前で「覚鑁上人と現在の根来寺」と題した講話があります。このほか、会場では、飲食や物販、ＰＲブース、縁日などの出店もあり、にぎわいそうです。

また、道の駅近くの根来ＳＬ公園では、この日、祭りに合わせ、ミニＳＬの乗車体験や鉄道写真の展示などが行われます。