介護給付費の不正請求などを行ったとして和歌山市内２カ所の介護保険サービス事業者を今月３０日付で行政処分を行うときょう（２６日）、和歌山市から発表されました。

行政処分を受けるのは、湯浅町の有限会社ＬＯＨＡＳが和歌山市で運営している福祉用具ステーションＳｔａｎｄ ｕｐとほっとケアマネスーネーションです。

和歌山市によりますと、市への情報提供によって今年２月から４月までに２つの事業所の監査や関係書類の精査、関係者からの聴取を行った結果、両事業所は運営基準を持たさず事業を行い、運営基準違反により介護給付費などの請求を減額せずに不正に請求したことなどが明らかになったということです。

このため、両事業所の介護保険のサービスを行うための指定を取り消すとともに、合わせて５０００万円余りの介護給付費などの返還を求める行政処分を今月３０日で行うことを決め、きょう（２６日）和歌山市から発表されました。