特殊詐欺被害者のキャッシュカードを使い現金をだまし取った男を逮捕/和歌山県警

2025年02月15日 15時43分

事件・事故社会

先月(1月)29日かつらぎ町の高齢者がキャッシュカードをだまし取られた特殊詐欺事件で和歌山県警はこのカードを使って現金を引き出した無職の男を逮捕しました。県警はこの男が被害者のキャッシュカードを入手して現金を引き出していることから共犯者についても詳しく調べています。

捕まったのは埼玉県に住む26才の無職の男です。調べによりますと男は、先月(1月)30日午前、大阪市内のコンビニエンスストアーの現金自動預け払い機を使い、現金20万円をだまし取った疑いが持たれています。カードは被害者が前日(29日)、「かつらぎ警察署のマルイ」を名乗る男にだまし取られた3枚のカードの1枚です。逮捕した男は容疑を認めていて、県警は被害者に電話をかけた女や共犯者などについても詳しく調べています。

県内では警察官を名乗り高齢者宅に電話を架けてキャッシュカードをだまし取ったり、息子をかたり「問題を起こして金が要る」と高齢者をだまし、現金を盗む従来型の特殊詐欺が頻発しているほか、一度も会ったことのない異性を名乗る者のメールや、SNSの情報を信用し、現金をだまし取られるロマンス型詐欺も多く発生していることから、警察は市民に警戒を呼びかけています。警察官が電話でキャッシュカードの内容などの個人情報を聞き出だしたり、金融機関や第三者がキャッシュカードを引き取りに自宅や指定された場所に来ることは絶対ないので、だまされないよう注意が必要です。こうした電話や訪問があった場合には、特殊詐欺を疑って、相手に焦らされてもあわてず、警察や家族にまず相談することが重要です。警察の相談フリーダイヤルは0120-508-878(これはわなや)です。

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