和歌山マリーナ指定管理者が駐車場徴収料金を不適正管理

2021年03月15日 18時33分

事件・事故政治

和歌山市の和歌山マリーナシティにある、和歌山県営和歌山マリーナの指定管理業務を請け負う業者が、駐車場料金の徴収額を実際よりも3400万円あまり少なく納入していたことがわかりました。これを受け県は、この業者の入札参加資格を再来年(2023年)3月までの2年間停止する措置にしました。

不適切な処理を行っていたのは、県営和歌山マリーナの指定管理業務を担当していた和歌山市の株式会社マリンルームオオタです。県・港湾空港振興課によりますと、マリンルームオオタは、2009年度からクルーザーマリーナとして使用されている和歌山マリーナの指定管理業務のひとつとして、駐車場の料金徴収を担当していますが、2017年3月からことし(2021年)1月までの4年近くにわたって1億2346万円あまりを徴収していたにもかかわらず、実際には3400万円あまり少ない、8914万円あまりしか県に納入していなかったことがわかりました。

駐車場料金は自動徴収機で徴収していて、老朽化で2017年3月から過去の記録を残せる新しいタイプの機械に更新していますが、去年(2020年)12月に行われた県の定期監査で、本来ならば3年間保存する契約になっていた領収書の記録が無くなっていたことから調べを進めたところ、マリンルームオオタは不適正な処理を認め、先月(2月)26日に差額を県に返納しています。

県では、差額の返納を受けたことなどからマリンルームオオタの刑事責任は問わない一方、先月25日付けで徴収業務を契約解除としたほか、今月(3月)5日から再来年(2023年)3月4日までの2年間、入札参加資格を停止する措置をとりました。

マリンルームオオタは、来月(4月)1日から2024年3月31日まで引き続き指定管理業務を請け負う予定でしたが、契約を辞退することを県に届け出ました。
あわせて県では、来月以降、一部の指定管理業務を、南海マリーナを運営する和歌山市の紀ノ川木材倉庫株式会社に委託することを決めました。

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