和歌山県独自の学力テスト・依然として知識・技能の活用に課題

2021年03月05日 18時39分

教育

去年(2020年)12月8日に行われた、和歌山県独自の学力テストの結果がまとまり、小・中学校とも、基礎的な知識や技能を問う問題はおおむね出来ている一方、身につけた知識や技能を活用して問題を解く力については課題が残りました。

学力テストは、県内の小学4年生と5年生のあわせて1万4千人と、中学1年生と2年生あわせて1万3千人が参加し、小学生は国語と算数、中学生は国語と数学、また、小学5年と中学2年は理科のテストも受けました。

このうち、小学4年の国語で、スーパーマーケットの店員に、商品の並べ方や仕事での楽しみについてインタビューしている人の会話のやりとりから、質問に含まれない要素を選択肢から選ぶ問題の正答率は試験を受けた人の3割しか正解を選択できませんでした。

また中学1年の数学で、キャラクターの形に切り取った画用紙の重さを、切り取る前の重さから比例計算で求める問題は正答率が49・7%、無回答率が20・2%でした。

県教育委員会は「答えを求めるまでに複数の段階がある問題や、複数の文章や資料などから情報を取り出し、それらを用いて考える問題に課題がみられた。

また、記述式の活用問題では、示された条件に合わせて説明したり、構想を立てて説明したりすることに課題がみられた」と分析し、基礎的な知識や技能を活用する機会を設定した授業づくりの必要性を指摘しました。

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