湯浅町でシロウオ漁始まる(写真付)

2021年02月28日 17時30分

教育歴史・文化

有田地方に春を告げるシロウオ漁が、湯浅町で始まり、広川町(ひろがわちょう)との間を流れる広川(ひろかわ)の河口付近では、江戸時代から続く、四つ手網漁(よつであみりょう)が行われています。

シロウオを捕る四つ手網漁(湯浅町・広川河口付近)

これは、川岸に組んだ高さ2メートルほどの櫓(やぐら)から四角い網を川に沈め、網の上を通るシロウオを漁師が目で見て、網を引き揚げる漁法で、この地方の春の風物詩となっています。

一方、シロウオは、体長5センチ前後のハゼ科の魚で、うろこがなく、透き通った体が特徴となっていて、この時期、産卵のために川を遡(さかのぼ)ります。

こうして獲られたシロウオは、地元の飲食店で、炊き込みご飯や卵とじ、かき揚げ、生きたまま食べる躍り食いなどで提供され、この時期だけの春の味覚となります。

シロウオの展示水槽(湯浅町・町立図書館)

ところで、湯浅町では、シロウオやシロウオ漁を広くPRし、盛り上げようと、来月(3月)21日まで、「紀州湯浅のシロウオ月間」として、写真コンテストを開催しているほか、町立図書館や町役場のロビーなどに小さな水槽を設置し、シロウオが泳ぐ貴重な姿を見られるようにしています。

シロウオの写真展と俳句展(湯浅町・町立図書館郷土資料室)

また、図書館の郷土資料室では、シロウオ写真展と俳句展が開かれ、さらに、湯浅観光まちづくり推進機構のホームページでは、シロウオ料理を食べることができる町内の飲食店が紹介されています。

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