和歌山県・過去最大総額6120億円の新年度(2021年度)予算案発表

2021年02月15日 19時24分

政治災害・防災福祉・医療経済

新型コロナウイルス対策や、ウィズコロナ時代に対応する和歌山の再生や発展に重点を置いた、一般会計で過去最大の総額6120億円にのぼる和歌山県の新年度(2021年度)当初予算案が、きょう(15日)発表されました。

新年度予算案について語る仁坂知事(2月8日・和歌山県庁)

当初予算規模は前の年度(2020年度)より215億円、率にして3・7%増加しています。県税収入や地方交付税などを合わせた歳入は6096億円ですが、不足分の25億円は県債管理基金を取り崩して対応しています。

新型コロナウイルス対策は、保健医療行政の強化に166億円あまりを計上して、PCR検査体制の拡充や、重症者用の40床を含む400床の病床確保、老朽化が進む和歌山市の県・環境衛生研究センターの建て替え、それに、感染症の専門知識が豊富な感染管理認定看護師の確保支援などを行います。

コロナ不況に対応する経済関連では、中小企業融資制度の新規融資枠として1200億円を確保しているほか、デジタル化や業態転換、離職した人への再就職支援、農業・交通運輸・観光分野の振興なども行います。

またウィズコロナ時代の和歌山の再生や発展に関しては、マイナンバーカードの普及促進をはじめとする行政手続きのデジタル化や、有名な講師によるオンライン授業の推進、ワーケーションや職住近接の促進、串本町(くしもとちょう)の民間小型ロケット発射場「スペースポート紀伊」の公式見学場の設置、2026年開業を目指したIR整備の促進などに取り組みます。

このほか、津波防災対策や紀伊半島一周高速道路の整備促進、高校総合文化祭や国民文化祭、和歌山県誕生150年記念式典の開催費用なども盛り込まれています。

仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事は「必要な時に投資をしてコロナ禍をしのぎながら生産性を高め、ウィズコロナ時代に対応出来る備えを進めたい」と話しています。

県の新年度予算案は、今月(2月)22日に開会する2月定例県議会に提出されます。

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