【新型コロナ】和歌山市「緊急事態宣言は考えていない」

2021年01月21日 19時20分

政治福祉・医療

和歌山市で新型コロナウイルスの直近1週間の感染者数が、政府の分科会が定めた「爆発的感染拡大のステージ4」を示す指標の25人に迫っていることに関連して、尾花正啓(おばな・まさひろ)市長は、いまのところ独自の緊急事態宣言の発出などは考えず、保健医療行政を総動員して感染拡大を防ぐ方針を示しました。

和歌山市の感染状況を説明する尾花市長(1月21日・和歌山市役所)

きのう(21日)の時点で、和歌山市の直近1週間の人口10万人あたりの新規陽性者数は23・9人となっています。また、和歌山市によりますと、今月(1月)に入って無症状の感染者が12%に達し、感染源がわからない人も3割に達しています。市では、去年(2020年)までおよそ80人体制で検査や疫学調査にあたっていて、年末年始の感染増加を受け、今月に入って市の他の部署や県からの職員の応援を受け、90人体制に増強していますが、それでもひっ迫しつつある状況です。

尾花市長は「和歌山モデルでは、1週間前のすべての行動を感染者から聞き取るが、市の体制で出来る調査は、濃厚接触者を含めて1日に20人から30人が限度」と説明しましたが「東京や大阪のように調査の縮小は考えていない」と述べ、わかやま労災病院などの医療機関にも協力を求めることも含めて、保健医療行政で感染拡大を食い止める方針を改めて示しました。

その上で尾花市長は、市民に、緊急事態宣言が出ている感染拡大地域などへの不要不急の外出自粛や、マスク着用の徹底、大人数での会食などを控える事などを引き続き呼びかけました。

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