下津蔵出しみかん・出荷ピーク

2021年01月20日 19時18分

歴史・文化経済

海南市下津町(しもつちょう)の特産「蔵出ししもつみかん」の出荷が、ことし(2021年)もピークを迎えています。

蔵のみかんを確かめる岡本芳樹さん(1月20日・海南市下津町)

蔵出ししもつみかんは、11月から12月ごろに収穫したみかんを蔵などの涼しい環境で熟成し、糖度を高くして出荷しているものです。この冬、JAながみねで出荷されるみかんはおよそ6300トンですが、このうちおよそ6割の3500トンが蔵出しみかんとして、新潟や北海道、関西などに出荷されています。

撰果場で選定される蔵出しみかん(1月20日・JAながみね「蔵夢」)

今シーズンは、梅雨どきに雨が多く降りましたが、夏場の乾燥で酸味・糖度ともによいバランスのみかんに仕上がったということです。

JAながみね「下津柑橘部会」副会長の岡本芳樹(おかもと・よしき)さん62歳のみかん蔵には、去年(2020年)の秋に収穫した晩生(おくて)のみかんが貯蔵されていて、およそ50年前に建てられた土壁の蔵の中は温度が5度から8度に保たれています。

岡本さんは「新型コロナウイルスによる巣ごもり需要が高まる中、家庭でおいしく食べてもらいたいです。日本農業遺産に認定された蔵出しの伝統とともに伝えられたら」と話しています。
  

下津の蔵出しみかんは3月下旬ごろにかけて出荷が続きます。

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