田辺市在住・作家の佐山和夫さんが野球殿堂入り

2021年01月15日 17時34分

スポーツ

ことし(2021年)の野球殿堂入りのメンバーに、田辺市在住のノンフィクション作家で和歌山放送パーソナリティの佐山和夫(さやま・かずお)さん84歳らが選ばれました。

野球殿堂入りの感想を語る佐山和夫さん(1月15日・和歌山放送田辺支局)

これは、野球殿堂博物館がきのう(14日)発表したもので、1996年のアトランタオリンピック日本代表監督で銀メダルを獲得した、川島勝司(かわしま・かつじ)さん77歳とともに、アマチュア野球関係者らによる特別表彰で選ばれました。

1936年、和歌山県出身の佐山さんは、慶應義塾大学を卒業後、会社員や県立田辺高校の英語教諭を経てノンフィクション作家となり、1984年、アメリカ野球界の伝説の投手サチェル・ペイジの生涯に迫った「史上最高の投手は誰か」で、第3回潮(うしお)ノンフィクション賞を受賞するなど、日米の野球史を題材にした作品を数多く手掛けています。

また、選抜高校野球大会での21世紀枠の創設や、ボールカウントの順番をボール、ストライク、アウトの順に表示する世界基準への変更を高野連に提唱するなど、高校野球の発展にも尽力しました。

野球少年時代の写真を手に笑顔の佐山和夫さん(1月15日・和歌山放送田辺支局)

佐山さんは和歌山放送の取材に対し「ボールボーイくらいしか野球経験の無い私が殿堂入りなどあり得ないと思っていたので、知らせを聞いて呆然としてしまいました。自分が打席に入ったら思い切りバットを振る心境で取組んできました。そうすると、ボールの方からバットに当たってヒットにつながることもあります」と述べ、喜びとともに周囲への感謝を語りました。

小学6年生のころの佐山さん(中央・本人提供)

佐山さんは、和歌山放送ラジオで毎月第3日曜日の夕方5時10分から放送している「佐山和夫のマンスリートーク」のパーソナリティを務めていて、スポーツの旬な話題や歴史などを紹介しています

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