【新型コロナ】新たに9人感染「年始の会食控えて」

2021年01月04日 19時25分

福祉・医療

和歌山県はきょう(1/4)、10代の中学生から70代までの男女あわせて9人が、新たに新型コロナウイルスに感染したと発表し、県内の累計の感染者数は、死亡した7人を含めて661人となりました。

和歌山県の記者会見(2021年1月4日)

感染がわかった9人のうち、和歌山市に住む20代の男性会社員は、すでに感染が判明している男性会社員の友人で、おととい(1/2)から味覚と嗅覚に異常があり、きのう濃厚接触者としてPCR検査を受け陽性が判明しました。男性は、友人らとともに、先月(12月)30日に和歌山市内の飲食店で開かれた中学時代の同窓会に出席し、およそ6時間にわたって酒を飲むなどしていました。この同窓会には、あわせて12人が参加していて、保健所が、残る10人のPCR検査を進めています。

和歌山市在住で、市内の医療機関にソーシャルワーカーとして勤務する40代の女性と10代の男子中学生の2人は、先に感染が判明した大阪府に住む40代の男性会社員の別居家族で、この男性が、先月29日に大阪府から帰省した後、30日に発症し、31日に感染が確認されていました。2人は、いずれも年が明けてから全身倦怠感や咳などの症状が出ていて、きのう濃厚接触者としてPCR検査を受け陽性が判明しました。

また、大阪府在住で府内の大学に通う20代の女性は、愛知県から和歌山市へ帰省しすでに感染が判明している20代の男性会社員の友人で、先月30日に愛知県から帰省する途中の男性会社員が運転する車に大阪府から同乗し、和歌山市まで一緒に帰ってきていました。きのう濃厚接触者としてPCR検査を受け陽性が判明しましたが、いまのところ、症状は出ていません。

御坊保健所管内に住む20代の男性会社員は、きのう38度の発熱があり、医療機関を受診してPCR検査を受け、感染が判明しました。この男性は、友人とともに、先月27日に兵庫県へ、29日に大阪市へ出かけていたほか、年が明けてからは、県内で初詣に出かけ、複数の友人と複数回の会食を重ねていて、保健所が行うPCR検査の対象者は30人以上にのぼるということです。

県福祉保健部の野尻孝子(のじり・たかこ)技監は、「年末年始にかけて県外からの持ち込み例が増えていて、若い人たちを中心に、複数で会食することで感染が広がり、さらに家族や友人に感染を広げている。このため、新年会や、成人式のあとの会食などは控えてほしい」と呼びかけました。

県民に呼びかける野尻技監

また、野尻技監は、「いま最も怖いのは、ウイルスが、医療機関や介護福祉施設に持ち込まれること」と述べ、関連スタッフにあらためて注意を呼びかけました。

このほか、きょうの発表では、和歌山市に住む40代の男性会社員、70代の自営業の男性、20代のアルバイトの女性の3人と橋本保健所管内に住む20代の男性会社員も新たに感染が確認されました。

和歌山県の累計の感染者数は、死亡した7人を含めて661人となりました。

新たな感染者の居住地域は、和歌山市在住が6人、橋本保健所管内と御坊保健所管内、それに大阪府在住が1人ずつのあわせて9人で、このほか、岩出保健所管内在住で大阪府の医療機関に勤務する40代の女性医師は、きのう感染が判明しましたが、勤務先の大阪府の医療機関でPCR検査を受けたため、県内の感染者としてはカウントされません。

また、きょうは、2人が退院したため、現在、入院しているのは71人となっています。

ところで、野尻技監は、1都3県で緊急事態宣言が出される見通しとなっていることについて、「第3波の遺伝子分析では、東京からの持ち込みが多かったので、全国のエピセンターと言われる東京で自粛が進めば、いい影響が出ると思う」と述べ、歓迎しました。

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