駿河屋が屋号変更へ・総本家駿河屋善右衛門(写真付)

2020年12月23日 18時47分

歴史・文化経済

和歌山市に本社のある総本家駿河屋(そうほんけ・するがや)はきょう(12/23)、来年1月1日をもって、屋号を、総本家駿河屋善右衛門(そうほんけ・するがや・ぜんえもん)に変更すると発表しました。

新たな屋号と岡本社長

総本家駿河屋は、室町時代の1461年、京の伏見で「鶴屋」として創業し、その後、鶴屋の菓子を気に入った徳川家康の十男、徳川頼宜(よりのぶ)が駿河から紀州に移り初代紀州藩主となる際、一緒に紀州に入り城下に店を構えました。1685年に「鶴屋」から「駿河屋」となり、以後も栄えてきましたが、2014年に一度、倒産し、翌年、再スタートを切りました。

そして、来年で創業から560年となるのを記念して、屋号を、現在の総本家駿河屋から変更し、創業者の岡本善右衛門(おかもと・ぜんえもん)の名前をとって、総本家駿河屋善右衛門とすることを決めました。来年1月1日から名称を変更します。

屋号変更を説明する岡本社長

また、この名称変更にあわせて、羊羹や大福などの定番の和菓子を食べやすい大きさにアレンジした新しいブランド「鶴屋善右衛門(つるや・ぜんえもん)」を1月15日に立ち上げることになりました。

新たなブランドの商品

この「鶴屋善右衛門」のブランド商品は、当面、海南店の一角にコーナーを設けて販売されます。

また、新たな屋号に変更するのを記念した新商品で、洋菓子のバームクーヘンの円の外側を羊羹でコーティングした「ばーむくーへん」が1月15日から販売されます。

新商品「ばーむくーへん」を手にする岡本社長

きょう、店舗の前面に設置された新たな屋号の序幕を行った株式会社総本家駿河屋の23代目、岡本良太(おかもと・りょうた)社長は、「創業560年の節目の年を迎えるにあたり、原点に立ち返り、気を引き締めて菓子を極める決意の表れとして、創業者の名を屋号に加えました。これまでの伝統を守りながら、新しい菓子づくりに取り組み、来年は、新たな屋号とブランドで挑戦の年にしたい」と抱負を語りました。

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